絵を描き続けられる体を維持するため、私が日頃行っていること

絵を描き続けるためには健康第一で

パソコンであれ、紙と鉛筆であれ。長時間同じ姿勢で絵を描き続けるという作業は体に負担をかけます。

絵を描いている人たちから、手が腱鞘炎になった、眼精疲労で描けなくなった、という体の故障の話もよく耳にします。

室内で絵を描く趣味に、スポーツのようなハードさはありません。そのため、体を壊すかもしれないというリスクは忘れられがちです。けれど実際は、体の問題で泣く泣く諦めている人たちがいるのもまた事実

大好きな絵が一生描けなくなってしまったら、悲しいですよね。今日はそうならないために私が日頃やっていることをいくつかご紹介します。

目次

目のこりをほぐし、眼精疲労性頭痛を解消するストレッチ本

絵を描いていて一番負担を感じる場所といえば、やはり目です。本当に目が疲れたときはこめかめの辺りに頭痛を誘発するので気をつけています。

そこで1日の終わりには目のストレッチを行っています。

目のストレッチといっても、指は使いません。一昔前に流行った、絵が浮き出て見える本を使うのです。

最初、この本が目のこりに効くとは気づきませんでした(元々は視力回復用に購入)。

久しぶりに本棚から取り出して毎日5分程度見るようにしてみたら、日頃悩んでいたこめかみの痛みが軽くなったことに気づいたんです。

それからはパソコン作業を終えた寝る直前、必ず見るようにしています。

首/肩こり軽減、腰痛防止のためのポールウォーキング

ポールとは、スキーや登山で使うストックによく似た棒状のスポーツ器具です。

これを使ってウォーキングすると、普通に歩くときの2倍の運動量になるんです。つまり5000歩のウォーキングで、10000歩と同じ効果を得られます。まさに時短トレーニングですね(^^)

私が持っているのはこの折り畳みができるタイプ。なにがいいかって、ウォーキング中に買い物をしたくなったら畳んでリュックにしまえるんです。

これはポールウォーキングを指導してくれた方に教えていただいたのですが。肩のけんこう骨がウォーキングでほぐれると、連動している首のこりも和らぐんです。

歩く前にはガチガチで後ろにそらすのも難しかった首が、ウォーキングしてしばらくたつとすんなりそらせるようになるんです。ちょうど整骨院で首をマッサージしてもらった後のような感じです。

もちろん2・3時間で戻っちゃいますけどね。

パソコン作業で首が固くなってきたなと感じたら、ポールを持って外を散歩するのが習慣になりました。

目を保護する眼鏡とモニターの導入

ブルーライトカット機能付きのパソコン用眼鏡

パソコンで絵を描いたり作業するときは、必ずOA眼鏡をかけています。JINSで買った、ブルーライトカットメガネです。

CMのキャッチ通り、かけていることを忘れてしまう軽さです。私は普通のメガネだと目のこりがひどい時は頭痛になるのですが、この眼鏡は何時間かけても大丈夫。

フレームも良くできていて、自分の手でフィット感を簡単に変えられるのはポイントが高いです。

スマホにも使えるので(というより、実はスマホの方がPCより目に有害)、1本あると重宝します。

モニターは明るすぎないものをチョイスするのがポイント

パソコン用モニターは、目にやさしいモニターの口コミを探して見つけたEIZO社製のFlexScanを愛用しています。新品だと高かったので、Yahooオークションで見つけた中古です(^^ゞ

私が持ってる旧版はHDCP未対応でブルーレイが見られないという悲しいオチがつきましたが、近年出た新版のモニターでしたら問題ありません。

最近はパソコンモニターもずいぶん安くなりましたが、安くて適当なものを買うと画面がぎらんぎらんで目を痛めます。輝度を下げてもまだ明るすぎるというものも少なくありません。

このナナオ製モニターをテキストモード(文字を読みやすい用輝度等おさえられている)にして絵を描いたり、ネット検索をしています。

テキストモードでは本当の色と若干違って見えるのがデメリットですが、目の健康には代えられません。絵を仕上げるときだけRGBモードにして、色合いを確認しています。

パソコンお絵描きを息の長い趣味にしようと思うならば、モニターにもお金をかけることをおすすめします。

座りっぱなしによる腰痛に効果抜群! 体幹トレーニング本

体幹トレーニング、最近流行ってますよね。

私も軽い気持ちで本を買ったのですが、中を見てみると想像以上にハードな筋トレ! 初心者向けのメニューから自分にできそうなものを2・3個選んで毎日やってます。


そんなある日、ふと気付いたんです。最近ちっとも腰痛にならないなと。

絵を描くのもサイトを更新するのもパソコン仕事。私は1日の大半を座って過ごしています。当然体はカチコチ。

そのせいなのか、軽い腰痛を月に数回は起こしていました(一晩で治る程度ですけれど)。花の写真を撮ろうと中腰をした後も、家に帰ってから腰が痛いなんてことも。

そんなクセのようだった腰痛がこの1・2ヶ月、起きていないんです。生活環境は変わっていないのに、どうしてだろう?

そう考えて思い当たったのが、毎朝続けていた体幹トレーニングでした。

私がやっていたのは、腹筋、側筋まわりのメニュー。最近ちょっとお腹が硬くなったかな(筋肉ついた?)とは感じていました。

座りっぱなし腰痛に悩んでる方は体幹を鍛えてみるといいかもしれません。

目の乾燥を防ぐ目薬、体の内側から目を助けるブルーベリー

この2つは半ば気休めの意味もありますが、長年利用しています。

もう私も若くないので、ずっとパソコンのモニターを見ているとどうにもピントが合わなくなってきます。そしてドライアイなので、目も乾燥してきます。そんなときに市販の目薬をさしています。

目薬の種類は特に決めていません。そのとき安くて、かつピント調節など機能性重視のものを選んで買ってます。

ブルーベリーは効かないとの声もよく効きますが、目のためにできることはしておこうという思いで飲み続けています。

ここ数年はわかさ生活のブルーベリーを飲んでます。ビタミンBなど他の栄養素もたっぷり入っているので、ちょっとしたお得感もあるのでいいかなぁと。


以上、絵を描き続ける体を維持するために私がやっていることをあげてみました。

これらの中でもっとも効果的なのは、ポールウォーキングですね。

絵を描く上でやっかいな持病ともいえる首こり、それを短時間で解消できるのはすごい!(もちろんマッサージ同様、数時間で元に戻っちゃいますが)

屋内の趣味である絵も、基本となるのはスポーツと同様に体。ぜひごご自分の体をいたわってあげてくださいね。

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