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お絵描き初心者でも楽しんで描けるスイーツを
前回描いたケーキイラストは評判こそ良かったものの、当初の目的である人に教えるための課題としてはレベルが高すぎました(-_-;)
そこで、もっとサクッと30分以内で描けるスイーツイラストを開発しました。テーマは時短、かつ、おいしそうに見えることです(^^) お絵描きアプリはいつものようにArtrage(アートレイジ)でお届けします。
時短イラストの描き方まとめ(Twitterより)
このサイトのTwitter版に投稿した、時短スイーツのメイキング集です。
チョコレートドーナツ
時短スイーツシリーズ、第4弾:ドーナツを描きました♪ 制作時間は15分くらい。ポイントはドーナツ下の影ですね。コレを入れると、ぐっと立体的に見えます。ドーナツの形状とチョコスプレーは、時短で描いたために適当であります(^^ゞ#artrage #イラスト #スイーツ pic.twitter.com/kaPgXu0NdK
— ちいねこ@デジタル絵画教室やってます (@tiisanaoekaki) August 30, 2017
ドーナツはメイキング動画も作ってみました♪
シュークリーム
ハッ!先ほどのシュークリーム、こげめが入ってない(-_-;) というわけで、こちらがリニューアル版です。手順さえわかってしまえば、15分ほどで描けると思います。#artrage #イラスト #スイーツ pic.twitter.com/aMZllfhsAC
— ちいねこ@デジタル絵画教室やってます (@tiisanaoekaki) August 26, 2017
星型クッキー
とにかく手間がかかる、洋菓子の粉砂糖。@goblin_aunt さんのアドバイスで、グリッターを使ってみました。Artrageフォーラムの投稿によると、エアブラシも使えるとのこと。比較用に2枚描いてみました。1枚目がグリ、2枚目がエアです#artrage #イラスト pic.twitter.com/y5Joai7r5L
— ちいねこ@デジタル絵画教室やってます (@tiisanaoekaki) August 11, 2017
これだけ描き方を入れなかったので、簡単にご紹介をば。
①インクペンの黄色で星を描きます
②水彩の「Dried Strokes」を使って、陰や焼き目部分に色を重ねます
③パレットナイフの「Hard Wet Blender」を使って、②をぼかしてなじませます
④粉砂糖は、グリッターまたはエアブラシ(サイズをかなり大きくする。PC版のみ可)にてサクッと
⑤一番下にレイヤーを追加し、インクペンで影を描き込めば完成です
スイーツイラストの大敵?! 粉砂糖も時短で描こう
ケーキを描いたとき、意外とやっかいだったのが粉砂糖。手も疲れるし、時間も食うし、でも仕方ないかなぁと思っていたらフォロワーさんからアドバイスをいただきました。
モバイル版Artrageでも手軽に使えるものだと、グリッターが最高ですね(^^) 質感は80点といったところですが、あの1個ずつ粉砂糖を描く労働から解放されると思えばコスパ抜群!
もうひとつ、エアブラシを使う手もあります。粉砂糖っぽい大きさで描画するにはかなりサイズアップしないといけないので、PC版限定のやり方となります(※PC版はツールサイズを100%以上に設定できる。モバイル版は不可)。
一筋縄ではいかない。知恵の輪のような時短イラスト
時短イラストを描くのは簡単ですが、描き方を見つけるのはちょっと難しかったりします。
このスイーツ時短イラストシリーズ、思いがけずいい絵の訓練になってます。サクッと描けるレベルで、それでいて元になったモチーフの雰囲気や質感をある程度は再現する。かなり頭を使うお題です(^^ゞ いつもすぐには答えがわからなくて、何度か描くうちにこれだ!というものが見えてきます。
— ちいねこ@デジタル絵画教室やってます (@tiisanaoekaki) August 30, 2017
試作するときのコツといえば、こんなところでしょうか
- 写真の色をあえて使わない
- 明るい色をチョイス
- 微妙な明暗表現には、インクペンではなく水彩を利用
- 面だけで描ける絵にすると、より時短をはかれる(ドーナツのようにぐりぐり描けるタイプがこれ)
練習用のスイーツの写真は、Pixabayというパブリックドメインの写真サイトでより取り見取り。検索キーワードに、「sweets」や「cream」と入力するとよさそうなものが見つかると思います。
時短イラストの描き方を見つけるのは、お絵描き中級者向け。少し難しいですが、絵の勉強になりますし、上手くできたときの喜びは格別です。ちょっとした頭の体操にもなるのでおすすめです♪