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手作りの猫シールが欲しい!という野望を叶えてくれるXYRON
シールにするのは、こちら。最近描き溜めた猫イラストシリーズ他諸々です。コンビニのコピー機で光沢紙印刷してきました。
そして、今回初登場のシール作成機:XYRON(ザイロン)のリボンタイプです。買ってそのままにしていたので、使うのは今日が初めてです。ドキドキ。
家のプリンターが古すぎて使えないので、この手の気軽にグッズ作成できるアイテムは非常に助かります。お値段は1500円、替えテープは8mで800円とまずまずのコスパではないかと。
XYRON(ザイロン)を使った猫シールの作り方
イラストをシール化する準備
私が買ったリボンタイプのXYRONは、シール幅が38mm。そこでイラスト素材の高さを35mmでそろえました。これを1行ずつ切り離します。
(※追記:素材の高さは30mmをおすすめします。素材をXYRONに通すときに曲がりやすいので、35mmだとかなりやりにくいです)。
1枚ずつではなく、行ごとに切り離したのには理由があります。1枚ずつ作るたびにテープカットをしていると、テープの無駄が多くなってしまうのです。そこで極力まとめてシール化することにしました。
シールにしたい素材をXYRONの投入口から入れる
切り離したイラストを1本ずつシール化していきます。まずは1本目、投入口から入れます。
反対側からテープを引っ張れば、シール化完了
入れたら、投入口の反対側から出ているテープの端を引っ張ります。――おおっ、出てきました!
こんな感じでつながって出てきます。イラスト素材がフィルムと台紙の間に挟まれています。おもしろい。
これなら、小さなお子さんでも簡単というレビューにもうなずけます。私のような図工オンチでも、失敗のしようがありません(笑)。
――と調子に乗って作っていたら、やらかしました。テープの出が悪いなと少し強めに引っ張ったところ、台紙が切れちゃいました! どうにか使える状態に戻せたものの、大幅なタイムロス。XYRONはやさしく扱いましょう……。
シールを個別に切り離す
これで終わりかと思いきや、作業は続きます。
まだ肝心の糊が定着化していません。表面のフィルムの上からこすってあげることで、余分な糊がフィルムに付着するようになっています。まぁそのままハサミで切って使っても概ね問題ないのですが、まれに糊がシール表面に残ってしまうことがあります。
シールを個別に切り離します。この段階では本当に切りたいラインではなく、少し余裕を持たせて大きめに切ります。
フィルムをはがす段階で糊が付着しやすいのは、イラスト素材の縁の部分。万が一糊が表面に付着してしまっても、余裕があればそこを切り捨てることができるというわけです。
余分な糊をフィルムに付着させる
フィルムには「Rub」と書かれた部分があります。この裏にべったりと糊がついています。この部分のフィルムが浮いていると糊がきちんと付着しておらず、フィルムをはがしたら表面にべったり、なんてことも。それを防ぐために、「Rub」と書かれた一帯をこすります。
念を入れるのであれば、切断予定ラインの少し外側を細いものでぐるっとこすっておくとなお安心です。私は「マクソントランサーNo.3」というツールを使っています。世界堂のコミック用品コーナーで見つけました。封筒を作るとき、きれいな折り目をつけるのにも便利な一品。
あとはフィルムをはがして、余分な部分を切ればできあがりです。あ、小さなハサミがあると重宝します。うちには大きなハサミしかなくて、猫の耳まわりさえ満足に切れませんでした。
作った猫シールを貼れば、なんでもない文具も猫グッズに変身!
ノートに郵便スタンプシールを貼ってみました。なんでもないノートが急に可愛らしく見えてくるから不思議。
ZYRONにも、アビシニアンのシールをペタっ。
今回は光沢紙で作りましたが、手帳やノートのページ、封筒といった紙類に貼るには普通紙の方が適しているような気がします。光沢紙だとそこそこ厚みがあるので、ステッカーの自己主張が強すぎるかも。大きさをもう少し小さく、15mm~20mm程度なら封かんにも使えそうです。
この度の実験結果をふまえて、無料素材用のシールセットを作ってみようと思います。