名刺作成アプリ「BiziCard」(ビジカード)で名刺を作るメリット
デジタルイラストの活用法のひとつとして、個人名刺を作ってみます。
少ない部数の名刺が欲しいと思ったこと、ありませんか? 名刺業者さんの多くは最小枚数100枚から。SNSのオフ会とか、ママ友に配るのに100枚は多すぎですよね。
それなら自分で作ろうと思っても、家にプリンターがないという方もいるのでは。そこで便利なのが、コンビニプリンターを使った名刺の自作です。
コスパはあまり良くないものの、出先で「あっ、名刺忘れた!」という時でも、近くのコンビニからすぐ印刷できるので便利です。なお残念ながら、名刺の切断はセルフサービスとなっております。
「BiziCard」で名刺作成に必要なもの
名刺を作るために用意すべきものは以下の通りです。マットは100円ショップで入手できます。
- iPad
- 名刺作成アプリ「BiziCard」(ビジカード)
- ご自分のアイコン用イラスト
- カッターナイフ
- カッティングマット
- 定規
iPadはmini(8インチサイズ)でも十分。私はこれ1つで、イラスト作成から名刺作成まで行いました。
iPadでイラストを描く手順は、簡単ですがこちらにまとめてあります。名刺用には上半身だけでも十分ですね。
それから、もう1つ。「BiziCard」はオフライン環境では使えません。Wi-fi通信オンリーの端末をお持ちの方は、Wi-fiが使える環境もご用意ください。
名刺作成手順①アプリインストールからテンプレート選択まで
まずは、「BiziCard」をインストールしましょう。以下の公式サイトにアクセスします。そのままブラウザで「bizicard」と検索してもOK。
「App Storeからダウンロード」をタップ。無料アプリですので、そのままインストールしてください。
「ビジネス/プライベートカード」をタップ。
名刺作成手順②イラストアイコンを追加
名刺が表示されます。この画面でプロフィール画像を差し替えたり、住所やメルアドなどの情報を追加していきます。
では一番最初に、イラストアイコンを入れてみましょうか。左下のリストをタップし、項目とレイヤーの一覧を表示します。
「プロフィール画像」をタップ
「ライブラリから選択する」をタップ。
今回は特に加工しないので、右上の「完了」をタップ。
位置は、「↑」「↓」「→」「←」(※画面では黒塗り▲)を押しっぱなしにしていることでアイコンが移動します。大きさは、「+」(※拡大)「-」(※縮小)を押しっぱなしにしていることで変化します。
名刺作成手順③情報を入力
ここから情報を入力していきます。すでに見本の項目が表示されていますが、中には「自分にはいらないや」と思うもの、逆に「欲しい項目がない」というケースもあるかと思います。
不要な項目については、左下のリストから対象の項目(例:「FAX番号」など)を選択し、リストのすぐ左にある緑のボタンをタップすることで非表示にできます(画面上は半透明表示)。
もう一度タップすると再表示されます。
この非表示のやり方は画像についても同様です。不要のアイコン等あれば非表示にしておきましょう。
次に、欲しい項目がない場合。例えば、LINEのIDを入力したいなというケースですね。既存の項目を上書きすることで、自分の好きな内容に書き換えることができます。
残念ながら、フリー項目の追加はできません。どうしても入れたい内容がある場合は、別アプリで文字を画像として保存し、追加するしかありません。ここはBiziCardの今後に期待したいところです。
項目の変更方法は内容を問わず同じです。ここでは例として、「氏名」の変更方法をご紹介します。
左下のリストを表示し、「氏名」をタップ。
入力が完了したら、右上の「保存する」をタップして元の画面に戻ります。
情報を入力したら、文字の位置とサイズを調節しましょう。やり方は画像と同じです。
名刺作成手順④名刺を保存する
お疲れさまでした。いよいよ最後の工程です。
アイコンの位置は大丈夫か、項目内容は間違っていないか、保存前によく確認してください。確認が済んだら、名刺を保存します。右上の「マイキャビネットに保存する」をタップ。
キャビネットに収納された名刺の一覧が表示されています。それぞれの名刺の右上には、「プリント番号」が表示されているかと思います。この番号をコンビニプリンタで入力すれば、名刺を印刷することができます。
保存した名刺を編集するには、キャビネット画面で名刺をタップします。すると右上にペンとメモのマークが出てくるので、これをタップすると編集画面に切り替わります。
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