目次
油彩ツールの設定
設定画面を開くには、ツールピッカーから油彩を選択した状態で「設定」をクリックします。
設定値の詳細
プリセット
油彩には、「Dry Blush」(ドライブラシ)や「Normal Round」(丸筆)といったプリセットが用意されています。
筆圧
筆圧とは、キャンバス上でツールをどれだけ強く押しつけるかという圧力のことです。
元となる筆圧の基準は入力装置(ペンタブなど)に基づきます。筆圧に対応している入力装置であれば、自分の手で筆圧を変化させながら描くことができます。
筆圧を変えると、ペン先にかかる圧力はもちろん、各ツールサイズによる描画・効果の範囲が変わります。
うすめ液
うすめ液とは油彩における溶剤のことです。
絵の具はうすめ液が少ないほど濃く、多いほど薄くなります。
ポイント
- うすめ液を50%以上にすると筆のテクスチャーをなくすことができます。
- うすめ液を75%以上にすると絵の具が半透明になり、色を重ねることができます(グレーズ効果)
- うすめ液の量を増やすほど、絵の具同士のブレンド(混ざり合い)は起こりにくくなります。これはキャンバスに付着する絵の具の量が減るためです。
- たっぷりのうすめ液を含んだ筆を使って、すでに塗ってある部分をブレンドすることができます
補充量
補充量とは筆に含ませる絵の具の量のことです。
補充量を少なくした状態で一筆描いてみると、途中で絵の具が少なくなってかすれます。「うすめ液」との組み合わせで様々な表現ができます。
速乾
速乾をオンにすると、絵の具が乾燥した状態として描けます。完全に乾いているという扱いなので、上から色を重ねても下の色と混ざることはありません。
ポイント
- 速乾をオンにすると、うすめ液の量に関わらず乾いた絵の具として描かれます
- 速乾をオフにしても、一度速乾オンで描かれた部分が濡れた状態に戻ることはありません
自動洗浄
四角いペン先
形状
回転
剛性
使い方のヒント
- キャンバスを変えると異なる効果が得られます
- デジタル混色と実際の混色では同じ色を混ぜても結果が異なります。現実の混色に近づけたい場合には、カラーピッカーの「リアル混色」を選んでください。
- 油彩は細かな線画を描くには向いていません。インクペンなど他のツールを試してください。
- 絵の具が濃すぎると感じる場合には、「補充量」と「筆圧」を下げて、「うすめ液」の数値をあげます。
- パレットナイフを組合わせると、油彩ツール単体の塗りとは違った表現が楽しめます。