鉛筆の設定値
設定の開き方
鉛筆のアイコンです(選択状態により背景が緑になっています)
設定画面を開くには、鉛筆を選択した状態で「設定」をクリックします。
各設定項目
筆圧
筆圧とは、紙に鉛筆を押しつける強さのことです。筆圧の数値が大きいほど力強く濃い線になり、小さいほどキャンバスの模様が筆跡に反映されやすくなります。
柔らかさ
柔らかさとは、鉛筆の芯の硬さ(2B、HBなど)のことです。
数値が大きいほど芯が硬くなり、細かな線を描きやすくなります。数値が小さいと芯は柔らかく、暗い色となり、広い面を塗りやすくなります。
シャープペンシル
シャープペンシルとは、デジタルシャープペンのことです。オンにすると、「設定」がシャープモードに切り替わります。
シャープペンシルモードでは、筆跡にキャンバスの模様が反映されず、「傾き角度」を設定できません。そのかわり、「滑らかさ」を設定して手ぶれ補正機能を使うことができます。
滑らかさ
滑らかさとは、手ぶれ補正機能のことです。手の揺れを抑えることで、なめらかな線が描けます。数値が大きいほど、補正は強くかかります。手ぶれ補正をオフにするには数値を「0」にします。
(※「シャープペンシル」オフ時のみ表示されます)
傾き角度
傾き角度とは、鉛筆を持ったときの角度のことです。
ペンタブレット使用時にはペンの傾きが反映されますが、設定として角度を指定することもできます。
「0」でまっすぐ鉛筆を立てた状態になります。「100」で鉛筆を寝かせた状態になります。
ノイズ量
ノイズ量とは、鉛筆に含まれるノイズ(ざらつき)の量のことです。数値を増やすほどノイズが増えて、デッサン向きのシェーディングを表現しやすくなります。
ノイズ目盛り
ノイズの目盛りでは、ノイズの大きさを変えることができます。
鉛筆ツールの使い方
線を描く①一筆で描く
デジタル的な描き方です。線の切れ目まで、一筆で一気に描きます。
線を描く②線をつなげながら描く
トラディショナル(伝統的)な描き方です。複雑な形状でも描きやすく、味のある線に仕上がるという特徴があります。
手ぶれ補正できれいな線を描く
「シャープペンシル」をオンにして、「滑らかさ」の値を増やします。描く場所にあわせて、その都度値を変えるのがコツです。
関連動画
ArtRage開発メーカーによる、鉛筆ツールの解説動画