PNGファイルで背景を透明化じゃ、だめなの?
ArtRageで描いた絵を、封筒のイラストに使ってみる。ステキですよね(^^)
けれどもこのとき、背景の用紙テクスチャーが邪魔になります。
テクスチャーとはこれです。用紙の凹凸ですね(^^)
「キャンバス設定」を変更すれば、テクスチャーを見えなくしたり、背景を透明化することが可能です。
でも。それじゃ、だめなんです。
この2枚の絵を比べてみてください。テクスチャーの有無で、絵の質感が変わってしまっているのがわかりますか。
ArtRageの持ち味である、本物の画材のような質感がなくなってしまっては、意味がないですよね。そうなると、花部分のテクスチャーは残さないといけない。あとは背景を切り取るしかない、というわけです。
ArtRageでも背景は切り取れる。でもあまり得意じゃない
もちろんArtRageにも、背景を切り取る機能はあります。ツールピッカー内の「選択範囲」がそうです。「自動選択」などで背景を選択・反転し、あとはDeleteキーを押すだけ。
けれどももし、パソコンやiPadの中にグラフィック系のソフトが入っているなら、そちらを使ってみるのもいいかもしれません。
ArtRageは絵を描くのは得意ですが、画像の加工となるとそれほど得意ではないからです。少し手間がかかったり、鳥のように細かい線(羽毛)が多数出ているものを切り抜くのは難しかったりします。
これから買うならAffinity Photoがおすすめ
グラフィック系ソフトの代表格はPhotoshopですね。私もパソコンの中に、「Affinity Designer」というIllustratorによく似たソフトが入っています。
このAffinity社には「Affinity Photo」というソフトもありまして。これがフォトショップに相当するソフトになります。
なにか画像編集用のしっかりしたソフトが欲しい方は、この「Affinity Photo」をおすすめします。Designerで出来ることの多くはPhotoでもできますし、なんといっても格安(セール時に5千円ほどで購入)で動作も軽い。
今回、この中の「選択ブラシツール」を使ってみました。
アナログ絵やArtRageの水彩画を、封筒などのグッズに加工したい時。意外と面倒で、きれいに仕上げにくいのが背景の切り抜き。
この前買ったAffinity Designerが良い感じにできたので、動画にしてみました。#アナログ絵 pic.twitter.com/dIfnCQjRVq
— パソコン絵画でちいさなお絵描き (@tiisanaoekaki) December 6, 2018
こうして背景だけを切り取れば、モチーフの背景にはテクスチャーが残ります。ナチュラルな質感を残したまま、グッズ可能に活用できます。特に水彩画では背景を切り抜くケースが多いですね(^^)