デジタル絵画でちいさなお絵描き

デジタル絵画をPC・タブレットで楽しみませんか?描いた絵は飾るのはもちろん、オリジナルグッズを作ったり、サイト記事の挿絵に使ったり活用方法はいろいろ。★作品集、Artrageの使い方はメニューバーの中です

水彩画メイキング①毛皮がふっわふわのリス絵の描き方

calendar

モフモフした動物を描くのは難しい

実は以前にもインコや猫に挑戦したのですが、ふわふわした毛皮の表現がうまくいかずに挫折しました(-_-;) 失敗作はいずれも油絵だったので、3度目の挑戦では水彩画で描いてみることに。

毎日少しずつ描いて、制作時間はトータルで10~15時間くらい。試行錯誤で描いていたせいもありますが、フワっとした動物はかなり時間がかかります。レベルとしては上級者向けです。

※今回はPC仕事の合間に描くというスタイルだったため、PC版のArtrage(アートレイジ)を使用。PC版搭載の上位機能は使ってないので、iPad版 または Android版Artrageでも描ける内容です。

水彩画のモチーフとなる写真を用意する

0から動物を描くのはしんどいので、写真を使って描きます。今回利用する写真はこれです。

パブリックドメインの写真サイト「Pixabay」で”リス”をキーワード検索して、見つけたものです。

写真から絵を起こす際は、できるだけハイクオリティの写真を選びます。写真の完成度が絵の完成度に大きく影響するからです。

鉛筆で下書きを作成する

お絵描きアプリに写真を取り込んで、鉛筆ツールで輪郭をなぞっていきます。ふわふわしたしっぽ部分はかなり適当です(^^ゞ

水彩画の輪郭線には鉛筆を使うとなじみやすいです。毛の色が変わる境界部分にも目印として線を描いておきます(この部分は色塗り後に消します)。

Artrageによるリスの水彩画メイキング完成図1

全体にざっくり色を配置する

水分を多めに含んだ水彩筆で、キャンバスを軽くトントン!と叩くようにしながら全体的に色を散らします(※色はトレース機能を使って自動抽出)。それをパレットナイフでぼかすとこんな感じになります。

Artrageによるリスの水彩画メイキング完成図2

これは私がよく”ふわふわ水彩”と呼んでいるやり方です。こちらに詳しい描き方を載せてます。

まず全体に色を散らすというやり方は、水彩より油絵の手法に近いかもしれません。でもこの手順があった方が配色イメージを把握しやすいのは確かです。

リスの各部を描き込んでいく

ボディは明暗入り混ざって難しそうなので、しっぽから塗ってみることにしました。

Artrageによるリスの水彩画メイキング完成図3

ここでも先ほどと同じように、色を載せる→ぼかすという手順で描いています。ハイライトの白の部分は消しゴムを使って、あとから色を削りました。

目もこの段階で描き込んでしまいました。目は絵の魂ともいえる部分。絵のイメージを確定させるためにも、私は早めの段階で描いてしまう派です。周囲の毛並みが淡い色なので、目だけ異様に目立たないよう少し濃度を落としています。

ふわふわした毛を描き加える

耳毛の描き方、毛と毛の隙間の作り方を動画にまとめました。

背景や細かいパーツを描き加える

地道な作業にちょっと飽きてしまったので、気分転換。背景を塗って、リスのヒゲを描き加えてみました。

Artrageによるリスの水彩画メイキング完成図4

水彩筆や消しゴムを最小サイズにしても、細いヒゲより太くなってしまいます。そこで2段階作業で作ることに。まずは、背景から最小サイズの消しゴムでヒゲの部分を削除する。次にパレットナイフで周囲のペイントをひっぱってきて、削除部分の白を少し塗り潰すことでヒゲを細くしました。

ボディにかかるヒゲは最小サイズの水彩筆を描いて、あとは同じようにナイフで細くしています。

水彩画全体の色の配置をチェックする

最後にボディへ着手。写真の明暗を忠実に再現するように色を加えていきます。少し塗ったところで絵を縮小表示して、写真と絵で色の配置に相違がないか確かめます。

「ここの色は薄すぎる」「この茶色の範囲はもっと狭い」など相違点が見つかったら、丁寧に直していきます。厳密にミリ単位までそっくりにする必要はありません。遠目に見て、「だいたい同じだね」と思えるところがゴールです。

できました(^.^) お腹など明るい部分は消しゴムで色を削って、明るさを調節しています。

Artrageによるリスの水彩画メイキング完成図