デジタル絵画でちいさなお絵描き

デジタル絵画をPC・タブレットで楽しみませんか?描いた絵は飾るのはもちろん、オリジナルグッズを作ったり、サイト記事の挿絵に使ったり活用方法はいろいろ。★作品集、Artrageの使い方はメニューバーの中です

簡単なカット絵の描き方01:ブログや名刺に使えるアバター用イラスト

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下書きは基本的に手描き

ざっくりですが、インクペンによるイラストのメイキングをご紹介します。キャプチャはiPadの画面ですが、WinタブでもPCでも作画の流れは変わりません。使っているお絵描きソフト(アプリ)Artrageです。

私は絵をタブレットやPCで描く場合でも、基本的に下書きは手描きです。どうも手描きの方が右脳を刺激するらしく、絵のアイデアがぽんぽん浮かびます。

こんな感じで下書きを描いています。ちゃんとクロッキー帳に描くこともあれば、ノートの落書きをそのまま利用することも。あとで清書するので、なんだっていいのです。

ペン画メイキングの図1

ポーズがうまく描けない時は、タブレットで下書き

けれども苦手なポーズの場合は、かえって手書きだとうまく描けないことも。当たり前ですね、体の形がわからないのですし。いっそのこと画像検索してポーズの形を確かめれば早いのですが、なんだかそれも悔しい気がして(笑)。

そんなときこそ、タブレットの出番! 線で描くのが難しいときは、「こんな形だっけなぁ?」と、色を置いて”面で描いて”みます。「いや違う、もっと湾曲してるって」「いやいや、足太すぎだから」と自分にツッコミを入れつつ、面を増やし、あるいは削ります。そして形になったところで、外形線が残るように中身を削ります。これが案外うまくいくんです。

手描きで下書きを描いたときは、タブレットのカメラアプリで撮って取り込みます。

もしバランスのおかしいところがあれば、そこだけ描き直したり、削ったりして修正します。下書きの完成形は、なぞって清書できるレベルが目標。ですので、ノートの落書きはタブレットの方でかなり手を入れていたりします。

下の図は一からタブレットで描いた下書きです。まず面で描いてから、ガッツリ削りました。

下書きをなぞり、線画を作成

ペン画を描くとき、一番時間がかかるのが下書き。逆にいえば、下書きさえ終わってしまえば、あとは線をなぞって清書し、色を塗るだけなので楽チンです。

先ほどの下書きをなぞって清書しました。線画です。Artrageはラスター系のお絵かきソフトですが、手振れ補正機能のおかげでベクターのようにきれいな線が描けます。目は塗り潰しで描いていくため、あえて描いていません。

レイヤー分けしつつ色を塗る

あとは楽しい色塗りタイム。色見本として、よく使う色を先にArtrageへ登録しておきました。ここから色を選んで塗っていきます。

色塗りを始める前に、レイヤーを数枚作っておきます。レイヤーとは、アニメのセル画のような、透明な紙のことです。アニメのキャラも、肌や髪など、何枚ものセル画の重なりから構成されていますよね。iPadなどデジタルで描くときも、同じようにレイヤーを積み重ねます。

「バケツ」ツールを使って、同じ色の範囲を塗り潰します。細かい部分は「インクペン」ツールでサイズ調整しつつ塗ります。

基本的には、「肌」「髪」「服」「黒目」「白目」の5レイヤーに分けて色塗りします(今回はレイヤーが増えすぎちゃったので、白目を髪レイヤーに入れてます)。それから後々色を変えるかもしれないと思った部分も、念のためレイヤーを別にします。

目を入れる


目は色塗りの段階でタイプや大きさの違うものをいくつか描いてみて、その絵に合ったものを選びます。今回は3色構成の目にしてみました。

このような作り方をしているので、私の描く絵は「テイストが一定じゃない」、と絵の師匠である妹によく言われます(笑)。

影(陰)とハイライトを入れて、ゴミ取りで仕上げ

色塗りを終えたら、最後の仕上げです。今回描いている絵はサイトのアバター兼名刺用なので、あまり細かい色を入れたところで見えません。そこで陰(首や袖口など)と影(足元)を入れるのはやめて、髪のハイライトだけにしました。


そして、最後の最後にもう一手間。

タブレットでお絵描きをしていると、どうしても手の甲ですってしまったり、指で画面移動するのに失敗したりして、変なところに線や点が描かれていたりします。特に小さな点は背景が透明だとなかなか見えません。

そこで新規レイヤーを1枚作成して、「バケツ」ツールを使って全面塗り潰し(もちろん、線画や色塗りに使わなかった色をチョイス)します。こうすると余計なゴミがよく見えるので、「消しゴム」ツールで丁寧に消します。


これで完成です。PngまたはJpegファイルとしてエクスポートし、イラスト素材として使えるようにします。このままタブレットで使用するのであれば「写真」、PCで使用するなら「メール」送信や「Dropbox」等のクラウドへの保存がおすすめです。